初競りにかけられた子牛=上板町のJA全農とくしま畜産センター

 西日本有数の子牛市場・JA全農とくしま畜産センター(上板町)で7日、子牛の初競りが行われ、平均価格、最高額とも、データが残る2009年以降で初競りの最高値を記録した。センターによると、全国的な子牛の頭数減少や食肉の相場高が影響したとみられ、取引価格は高値傾向が続きそうだ。

 四国や兵庫県で生まれた子牛133頭が競りにかけられた。肥育農家約30人が競り場に集まり、血統や体重を参考に次々に競り落とした。

 価格推移の目安となる交雑去勢の平均価格(税込み)は前年比7万6257円高の46万4275円。最高額は義岡ファーム(阿波市)が上場した交雑去勢で、前年の最高額を10万円上回る50万9760円だった。

 子牛は月齢12カ月未満の牛。肥育農家が1年半ほど飼育した後、食肉市場に出荷する。村崎浩司センター長は「取引価格は今後、高止まりする可能性もある。飼料の高値が続く中、肥育農家にとっては厳しい状況だ」と話している。