ドキュメンタリー映画「戦場ぬ止み」の一場面(徳島映画センター提供)

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する住民の姿を追ったドキュメンタリー映画「戦場ぬ止み」が10日、徳島市のふれあい健康館で上映される。辺野古埋め立ての承認取り消しをめぐり、沖縄県と国が提訴し合う異例の事態の中、徳島でも沖縄の現状を知ってもらおうと、市民有志が企画した。

 「戦場ぬ止み」は沖縄の方言で「戦いを終わらせるときだ」という意味。映画は、沖縄の基地問題を追い続ける元テレビキャスターの三上智恵監督が、米軍キャンプのゲート前の座り込みや海上での抗議行動に密着して撮影した。

 基地と折り合って生きざるを得なかった苦悩の歴史や日々の暮らしも丁寧に描き、沖縄の人たちの切実な思いを訴える。

 市民でつくる「『戦場ぬ止み』をみる会」の山田節子会長(65)は「ありのままの沖縄の姿を知ることができる映画」と、来場を呼び掛けている。

 2時間9分。上映は午前9時半、正午、午後2時半からの3回。一般1500円、高校生以下500円。問い合わせは同会事務局<電090(5641)9927>。