徳島県内の多くの小中学校と高校で8日、3学期の始業式が行われた。冬休みが終わった子どもたちは再会した級友と会話を弾ませ、学年の総仕上げとなる新学期の始まりに気持ちを新たにした。
松茂町の松茂小学校では、体育館に集まった全校児童約590人を前に、秋山和雄校長が「1年間の締めくくりの学期が始まりました。これまで頑張ってきたことを続け、成長を確かめられる3学期にしてください」と語り掛けた。
それぞれの教室に戻った児童は友達に冬休みの出来事を話し、新年の目標を立てた。4年2組の松浦美咲さん(10)は「得意な計算をもっと早くできるようになりたい」と意欲を見せた。
鳴門市など2学期制を採用する小中学校では授業の再開を前に全校集会が行われた。