徳島市住民課に設置された個人番号カードの交付窓口の案内板=同市役所

 マイナンバー制度の運用開始に伴い、顔写真とICチップ付きで身分証明書として使える個人番号カードの交付が、徳島県内では12日から松茂町を皮切りに始まる。徳島新聞のまとめでは、これまでに県内で2万人以上が交付を申請しており、各市町村は交付に向けた準備に追われている。

 松茂町では8日までに802人の交付申請が出ている。第1弾として、このうち55人分の交付通知書を同日発送した。連休明けの12日から、窓口で申請者の本人確認をした上で手渡す。

 徳島市には県内最多の8755人から交付申請があり、12日に93人分の交付通知書を郵送する。窓口での混雑を避けるため、交付の際に必要な暗証番号を事前に設定し記入してもらう書類を同封する。

 市は今月から、住民課のマイナンバー担当職員を5人増やし9人態勢にした。担当者は、完成したカードの情報が正確かどうかを1枚1枚確認する作業に追われており、8日の閉庁後には交付窓口であることを示す案内板を取り付けた。

 住民課の久保英夫課長は「カードの申請者は順調に増えている。交付の際、窓口で混乱が起きないように準備したい」と話した。

 他の多くの自治体も交付の準備を進めている。交付開始日は勝浦町が14日、上勝町は来週中、牟岐町は18日、藍住町は再来週を予定している。三好市は今月末、鳴門、小松島両市は2月になりそうだという。