問題用紙が配られ緊張感が高まる入試会場=午前9時40分、徳島市の城ノ内中学校

問題用紙が配られ緊張感が高まる入試会場=午前9時40分、徳島市の城ノ内中学校

 徳島県立中高一貫校の3中学校と鳴門教育大学付属中学校(徳島市)で9日、2016年度入試が行われた。4校で合わせて846人が試験に臨み、県内で本格的な受験シーズンの幕が開いた。

 城ノ内中(徳島市)は定員120人に対し、370人(男子152人、女子218人)が受験した。午前8時半に受け付けが始まり、受験生は続々と会場入り。午前10時に筆記の適性検査が始まった。競争倍率は3・08倍(前年3・46倍)。

 富岡東中(阿南市)は定員80人に対して185人(男子78人、女子107人)が挑み、倍率は2・31倍(3・01倍)。定員60人の川島中(吉野川市)は67人(男子31人、女子36人)が受験し、倍率は1・12倍(1・17倍)だった。

 3校は午後に面接を実施。結果は16日に郵送で知らせる。

 鳴教大付中は224人(男子115人、女子109人)が午前9時55分から学力検査を受けた。定員は160人で倍率は1・40倍。10日に面接を行い、12日に結果を郵送する。