受験生を応援する「合格祈願どら焼き」=徳島市二軒屋町の日の出楼

 本格的な受験シーズンを目前に控え、合格を祈願したオリジナル商品販売やサービスが徳島県内で展開されている。語呂合わせで縁起を担いだ定番グッズが出そろい、ボランティア団体は学問の神様を祭った神社を参拝するツアーを企画。追い込みに励む受験生や保護者を後押しする。

 和菓子店・日の出楼(徳島市二軒屋町1)は「合格祈願」の焼き印を押したどら焼き(154円)を販売している。桜やお守りが描かれた華やかなパッケージが宿願成就への気分を盛り上げる。

 フィッシュカツをもじった「必勝カツ」(10枚入り540円)を売り出しているのは池添かまぼこ店(同市幸町3)。絵馬のように五角形に切った「合格フィッシュカツ」(216円)も用意し、昨年末から受験生の家族や塾講師らが買い求めている。

 吉野川市川島町の学駅入場券5枚で「5(ご)入学」をうたい、お守りとセットにしたJR四国の「合格祈願きっぷ」(800円)は、関西や九州からも申し込みがある。徳島駅の販売所で買った人には、車輪の空転防止に使う砂を「滑らない砂」として付ける(31日まで)。

 ホテルクレメント徳島(徳島市寺島本町西)は、宿泊する受験生に宴会場の一室を自習部屋として開放。「きっと勝つ」にちなんでチョコレート菓子「キットカット」を手渡す。受験前日は予約でほぼ満室という。

 とくしま観光ガイドボランティア会は、国立大の前期日程が行われる2月25日に、保護者らを対象とした合格祈願まち歩きツアーを徳島市で行う。菅原道真を祭る天神社で合格を祈願し、事代主神社や眉山山頂などを巡る。ロープウエー代など実費のみ必要。同会の寿時子さん(69)は「人事を尽くした後は天命に任せてみては。きっと吉報が舞い込んでくるはず」と話している。