夏休みを短縮している鳴門市など県内9市町の公立小中学校94校で27日、2学期の始業式や夏休み明け最初の授業があった。県内では授業時間確保などを理由に夏休みを短縮する自治体が増えており、31日までにさらに2市町の18校と県立中学校2校の夏休みが明ける。
本年度から夏休みを短縮した北島町では、小学校3校と中学校1校が始業式を行った。北島北小は体育館で式があり、藤島則之校長が児童約300人を前に「読書の秋なので勉強にしっかり取り組もう。友達を思いやって生活してください」と呼び掛けた。
式の後、2年2組の教室では18人が絵画などの宿題を提出した。元木太一朗君(7)は「家族で高知県に化石探しに出掛けて楽しかった。2学期は早寝早起きを頑張りたい」と話した。
土曜授業を実施している勝浦、石井両町は9月1日に2学期が始まり、徳島市など11市町村は3日にそれぞれ始業式などを行う。