あすたむらんどに展示される作品のイメージ(チームラボ提供)

 徳島県は13日、あすたむらんど徳島(板野町)の子ども科学館内に、約10万個のLEDを使ったデジタルアート作品を展示すると発表した。徳島市出身の猪子寿之代表が率いるIT会社チームラボ(東京)が宇宙をイメージして制作。2月下旬から5月の大型連休まで公開する。

 飯泉嘉門知事と猪子代表が県庁で記者会見した。猪子社長によると空間に配置したLED一個一個をデジタル制御。立体物が動く様子を映すチームラボの独自技術「インタラクティブ4Dビジョン」を用い、光の動きで宇宙空間を表現する。

 鑑賞者は映像空間の中を自由に歩いて、スマートフォンを使ってブラックホールや彗星(すいせい)などを表現することができる。作品名は「チームラボ エキシビション・ダンス スルー ザ クリスタルユニバース」。

 知事は「県外だけでなく海外からも多くの人が来てくれると期待している」、猪子代表は「体感してもらうことでテクノロジーやサイエンスに興味を持つきっかけにしてもらえれば」と話した。

 作品制作は、山や川、公園などをフィールドに見立て、デジタルアートで彩る県の「LED・デジタルアートミュージアム構想」の一環。

 構想は、LEDやICT(情報通信技術)などクリエーティブ関連企業の集積や、各地でのアートによる街づくりといった実績を融合して推進。県内の自然や施設を舞台にデジタルアートを制作し、徳島の魅力を県内外に発信する。