約3万体のひな人形を飾る勝浦町の一大イベント「第28回ビッグひな祭り」(NPO法人阿波勝浦井戸端塾主催)が、2月21日~4月3日に同町生名の人形文化交流館で開かれる。ビッグひな祭りは今夏のリオデジャネイロ五輪期間中に現地で催されることが決まっており、例年よりさらに盛り上がりそうだ。
同館には人形約1万体を並べた高さ約8メートルの巨大ひな壇が登場。2月21日はオープニングセレモニーがあり、地元の子どもたちが「浦安の舞」やお手玉を披露する。
会場では期間中、ひな人形の折り紙教室やバルーンアート教室、カラオケ大会などの多彩なイベントが週末を中心に予定されている。3月26、27両日には、ひな人形の飾り付けイベントを開いている県内外の団体が集う「全国ひな祭りサミット」が開かれる。
PRポスター(B2判)も完成した。華やかな着物姿のおひなさまと巨大ひな壇を配したデザイン。イベント名を「THE BIGHINA-DOLL’S FESTA」と英語で表記するとともに、「祝 ブラジル・リオにビッグひな祭り出展決定」とのフレーズも添えた。町地域おこし協力隊の大友和紀さん(42)が構成した。
昨年より500枚多い1500枚を作製。県内の市町村役場や旅行会社、福祉施設などに掲示される。