徳島県は14日、徳島の魅力を題材にした動画やアニメなどのデジタルコンテンツ作品のコンテスト「第5回ICT(愛して)とくしま大賞」に、美馬市の観光地や伝統文化などを紹介した動画「パイクのMamma Mima TV」を選んだと発表した。
大賞の動画を制作したのは美馬市の団体職員田中一矢さん(42)、カメラマン佐藤全俊(まさとし)さん(35)、オランダ出身の市国際交流員パイク・ヴァン・ゾンさん(28)の3人でつくる「Mamma Mima」。パイクさんが案内役となり、ユーモアを交えて分かりやすく伝えている。
動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信しており、完成度の高さや、英語の字幕版も作っている点などが高く評価された。
大賞以外では、すだちくんにスポットを当てたドキュメンタリー動画や阿波踊りをテーマにしたゲームなど16点が受賞した。
県内外から61点の応募があり、映像の専門家らが審査した。
県などが20日に徳島市のとくぎんトモニプラザで開く「ICT(愛して)とくしまフォーラム」で表彰式を行い、受賞作品を紹介する。