27日、台風が過ぎ、暑さが戻った。まだ暑さが続くだろうが、熱中症対策は心掛けたい。川は増水して釣り人は少なかった。波止や岸壁も水潮で濁りがあり、県南ではアオリイカもいまひとつ。しかし濁りが好条件となるチヌは好釣果が期待できるだろう。

 [イカダ]<ウチノ海>27日、早朝は湿度が高かったが、北西の風が吹き、釣りやすくなった。ヤカタで赤アミを餌にサビキ仕掛けで10~13センチの小アジ300匹。別のヤカタでも3人家族が同型を300匹。サシ餌をダンゴに包んでのカカリ釣りは、23~28センチのチヌ5匹と28センチのチャリコ1匹。別の人も45センチのチヌ1匹。

 [磯]<宍喰>26日、鈴バエで神戸市の濱部明さんがバフンウニを餌に底物仕掛けで40、50、67センチのイシダイ3匹。

 [船釣り]<伊島沖>27日、うねりが少し残り、濁りがあった。乗合船で出掛けた人らが、ジギングや釣った魚を餌に40センチまでのシオ40匹。63センチまでのハマチとメジロ5匹と48センチのマダイ1匹、40センチまでのアジ30匹、ガガネ5匹、カマス、サゴシ数匹。別の船も30~42センチのシオ15匹と38センチのツバス8匹、52、55センチのハマチ2匹、52センチのマダイ1匹、40センチのヒラメ1匹、27~35センチのイサギ15匹、30~45センチのアジ50匹余り。自家用船で出掛けた阿南市の2人が10時半から5時間半、90~150グラムのオモリのタイラバージグで船を流しながら探り40、43センチのマダイ2匹と40センチのシオ1匹、45センチのエソ2匹、アジ数匹。

 [波止]<愛媛・松山>27日、興居島の波止で7時から7時間半かけ30、45センチのチヌ2匹。餌取りの小型のウマヅラハゲが多く、サシ餌に工夫が必要。

 <西牟岐>26日、岸壁で6時から5時間ほど、阿南市の人が市販の加工沖アミと自作の加工沖アミを着色した餌を使い分け、ハリス1号、チヌバリ2号のフカセ釣りで23センチまでのチヌ20匹余り。ウキ下2ヒロ半から3ヒロ半を探った。餌取りは小さなメッキアジが時折掛かった程度。

 [潮入り川]<岡川>26日、満ち込みを狙って13時から7時間半、TEM磯FINALISTの福原健さんが赤色のネリ餌を使い、ハリス1号、チヌバリ2号でウキを沈めて底を狙い、25センチのチヌ2匹と40~45センチを4匹。表層にはボラが多かった。沖ではあまり食わず、サオ下付近を丁寧に探った。(県釣連盟報道部)