ろうそくをともし阪神大震災の犠牲者を追悼する津田中生ら=徳島市の新町橋東公園

 徳島市の新町橋東公園で16日夕、阪神大震災の犠牲者追悼式典が開かれた。津田中学校の生徒やボランティアら85人が参加し、神戸市から分灯された「希望の灯(あか)り」をろうそくにともして冥福を祈るとともに、防災への思いを新たにした。

 地震発生時刻の12時間前となる午後5時46分、鎮魂の鐘の音が鳴り響く中、全員で1分間の黙とうをささげた。参加者を代表して津田中2年の西幹太君(14)が「震災から21年。記憶を風化させることなく鎮魂の気持ちを持ち続け、いつ起きるか分からない大地震に、臆することなく対応できるよう学んでいきたい」と誓いの言葉を述べた。

 津田中生は10日に神戸市役所前の東遊園地にともされ続けている慰霊と復興のガス灯「希望の灯り」から、火を持ち帰った。