小松島市の企業を、求職者に見学してもらうバスツアーが15日あり、県内外から42人が参加した。21日の合同就職面接会を前に、各企業や仕事内容に理解を深めてもらおうと、市とハローワーク小松島が企画した。
参加者は介護・医療と製造業の2班に分かれて、事業所を訪問。製造業は25人が3工場を見学し、介護・医療は17人が2施設を訪れた。
このうち、精密機器の内部配線部品メーカーの相生電子(同市田野町)では、社員から「男女比は3対7」「ハイテク機器に使われるが、工程の大半は手作業」などと説明を受けながら、作業の様子を見て回った。
大阪市からIターンを検討している保本晃伸さん(27)は「職場を直接見ることができ、会社や業種をイメージしやすくなった」と話した。
合同就職面接会は21日に小松島市ミリカホールで開かれ、22企業・事業所が参加する。