つるぎ高校(つるぎ町)地域ビジネス科の1年生4人が17日、美馬市脇町のうだつの町並みで人力車を引く体験学習を行った。
町並みで10~17日に人力車を運行した関川元太さん(31)=京都市=と、以前に県外で引き手をしていた中川雪絵さん(26)=那賀町相生平野、相生中臨時教員=が指導。生徒は、かじ棒を腰の位置で持つことや、下り坂では姿勢を低くしてスピードを緩めることなどを教わり、2人一組になって2台の人力車を交代で引いた。
中屋美冬さん(16)は「人力車に乗るのも引くのも初めて。和の雰囲気が残る町並みにぴったりだと感じた」と話した。
同校と人材育成や地域活性化で連携協定を結ぶ四国大が、新ビジネスの創出などにつなげてもらおうと、体験を提案した。27日にも四国大の学生とつるぎ高の生徒が体験学習を行う。