菅井王位(左)の先手で始まった第59回王位戦第5局。右は豊島棋聖=29日午前9時、徳島市の渭水苑

 将棋の菅井竜也王位(26)に豊島将之棋聖(28)が挑む第59期王位戦7番勝負(徳島新聞社など主催)の第5局は29日午前9時から徳島市沖浜東1の渭水苑で始まり、午後6時4分、後手番の豊島が50手目を封じて1日目を終えた。

 2勝2敗で迎えた注目局。定刻、立会人の藤井猛九段が開始を告げると、先手番の菅井が5六歩と指し、2日間にわたる熱戦の幕が開いた。戦型は5局連続で菅井が振り飛車、豊島が居飛車の対抗形になり、がっちり組み合う持久戦模様で進んでいる。

 持ち時間各8時間のうち1日目の消費時間は菅井が3時間27分、豊島が4時間12分。30日は午前9時に再開し、夜までに決着する見込み。対局の模様は徳島新聞ホームページで速報する。

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