英語を話せるスタッフが常駐するJR土讃線・大歩危駅観光案内所(三好市西祖谷山村徳善西)が、日本政府観光局(JNTO)の認定する外国人観光案内所に選ばれた。
大歩危駅観光案内所は、英会話ができるスタッフを配置し、英語版観光マップを配っていることから条件を満たした。認定により、JNTOの海外事務所やウェブサイトを通じて大歩危駅周辺の名所をPRしてもらえるほか、JNTOの研修に参加できる。
同案内所は2015年4月にオープン。12月末までの9カ月間で5017人が利用し、このうち外国人が1922人を占める。
スタッフの山下史子さん(67)=三好市山城町川口=は「きめ細かい心配りができるよう英語をもっと勉強し、外国人リピーターを増やしたい」と話した。
県内の認定は県国際交流協会(徳島市)、三好市観光案内所、道の駅大歩危(以上三好市)、道の駅日和佐(美波町)に続いて5カ所目。