大学生に藍住町の課題を説明する石川町長=徳島市の徳島文理大

 選挙権年齢が6月から18歳以上に引き下げられるのを受け、徳島県町村会は21日、徳島市の徳島文理大で学生と県内3町長との意見交換会を開いた。若者の政治参加を促そうと初めて企画した。

 町村会会長の石川智能藍住町長、副会長の坂口博文那賀町長、監事の花本靖上勝町長が出席し、同大総合政策学部の2年生約60人に雇用確保や人口減といった各町の課題と対応策を説明した。

 質疑応答で学生から政治理念を問われると、3町長は「自分の欲を捨てて住民のために汗を流す」(石川町長)「信念を持って何事にも当たる」(坂口町長)「慣例踏襲が公務員の鉄則になっているが、その中で新しいことをどうやるかを考え続けている」(花本町長)などと答えた。

 「選挙権年齢が18歳に下がるが、私たちにアドバイスを」と求めた学生に対しては、花本町長が「自分に何ができるかを考えよう。人間は自分のためだけに生きたらつまらない。(選挙や政治は)自分のことだと真剣に考えて関心を持ってほしい」と応じていた。

 昨年12月に20歳になったばかりの植田鈴さん=北島町新喜来=は「町村が多くの課題と向き合っていることが分かった。選挙は自分の意思を表明できるチャンス。積極的に行きたい」と話した。

 県町村会は今後も同大で同様の取り組みを続ける。