開店直後からスタッドレスタイヤへの交換に追われる従業員=徳島市のスーパーオートバックス徳島問屋町

 発達した低気圧に伴って冬型の気圧配置が強まり、徳島県内は24日未明から25日にかけて大雪となる恐れがある。今冬一番の厳しい冷え込みになる見通しで、徳島市内のカー用品店には23日午前、路面凍結や積雪に備えようとドライバーが次々と訪れた。

 徳島地方気象台によると、24日は四国地方の上空約1500メートルに氷点下12度以下の強い寒気が流れ込む。同日午前6時までの24時間降雪量は、多い所で北部の山地20センチ、平地10センチ、南部の山地15センチ、平地5センチと予想しており、その後も増える見込み。

 24日の予想最高気温は徳島市2度、三好市池田町0度、美波町4度で、平年より7度ほど低い。最低気温も各地で氷点下1~3度となりそうだ。気象台は路面凍結のほか着雪による倒木や断線、雪を伴った強風などに注意を呼び掛けている。

 カー用品店スーパーオートバックス徳島問屋町(徳島市)では、午前10時の開店と同時にスタッドレスタイヤへの交換を依頼する客が次々と訪れ、従業員が慌ただしく作業に当たっていた。

 店内にはタイヤのチェーンや解氷剤などを集めた特設コーナーがあり、岡久務さん(44)=同市中昭和町2、病院事務職=は「以前に凍結した路面でスリップしたことがある。安全のため急きょチェーンの購入を決めた」と話していた。

 キリン堂福島店(同市)では、使い切りカイロなどを買い求める客が増えている。暖冬の影響で売り上げが伸び悩んでいたが、17日以降は前年の約1・2倍に増加。湯たんぽの需要も高まり、ほぼ売り切れの状態が続いている。