美馬市脇町の市観光交流センター北側に設置された酒だる茶室で23日、お茶会イベント「こんなところで和美共感」が始まり、訪れた約80人に茶菓が振る舞われた。
茶室は高さ2メートル、直径2メートルで、3、4人が入れる広さ。にじり口から入った観光客らは、ひんやりとした空気の中、一服を楽しんだ。茶室の外で抹茶を味わうコーナーも設けられた。
重清裕史さん(57)=吉野川市山川町奥川田、学校職員、有由美さん(54)=会社員=夫妻は「キノコみたいにかわいい茶室で飲むお茶はおいしかった」と喜んでいた。
茶室はうだつの町並みの市指定文化財・吉田家住宅で2月21日まで開かれている假屋崎省吾さんの華道展に合わせて30日、2月7、14、21日の午前11時~午後2時にも開かれる。お茶券は華道展の入場料(510円)とのセットで700円。
吉田家住宅では地元のアマチュアミュージシャンら4組によるフォークライブもあった。