増田さん設計の島田小を見学する参加者=鳴門市瀬戸町

 モダニズム建築の権威と言われた元京都大教授増田友也さん(1914~81年)が設計した建築物の見学会が23日、鳴門市内であり、専門家や学生ら150人が増田さんが手掛けた休校中の小学校校舎などを巡った。

 参加者は、鳴門市瀬戸町中島田の島田小学校に集合。同市大麻町大谷に建築事務所を構える福田頼人さん(43)が、市内にある19カ所の増田建築の特徴、見どころを紹介した。

 その後、参加者は81年建設の島田小の校舎を見学。傾斜のある敷地を利用した巧みな設計や、増田建築の特徴である格子窓やテラスなどを見て回り、写真を撮影していた。

 岡下由季さん(28)=徳島市論田町元開、建築事務所勤務=は「階段の踊り場に走り回れるほどのスペースがあったり、いろんな方向から図書館に入れるようにしていたり、子どもの学校生活を考えて設計していることが分かり、感心した」と話していた。

 瀬戸、北灘西、北灘東の各小学校も見学した。