マルシェで販売する商品について話し合う研究会のメンバーら=上勝町福原(石本会長提供)

 上勝町に自生する薬草の活用を目指す「上勝薬草研究会」が、特産の晩茶などを使った商品を売り出した。昨年12月から、徳島市のしんまちボードウオークで毎月最終日曜に開かれる欧風産直市「とくしまマルシェ」に出店。31日のマルシェでは、薬草入りのクッキーも販売する。

 マルシェで売っているのは、昨年のテレビ番組で整腸作用が紹介されて、人気が急上昇した上勝晩茶を使ったシフォンケーキ(直径18センチで800円)、チャイ(1杯400円)など。商品は全て研究会メンバーの手作りで、町内に自生するドクダミやキクイモ、ヤーコン、ハトムギを使った茶もある。

 研究会は2013年に町内で開かれた「全国薬草サミット・シンポジウム」をきっかけに結成し、薬草に興味を持つ町内外の24人が参加。月1回ほど、会員が考案した薬草料理やドリンクを試食し、意見交換している。

 消費者の健康志向が高まる中、マルシェでの評判も参考にしながら、薬草入りジュースやレトルトカレーなども手掛けたい考えだ。

 現在の販路は月1回のマルシェに限られるが、今後は町内外の常設店での取り扱いやインターネット通販なども目指し、薬草の魅力を伝えていくのが目標。石本耕資会長(51)=生実、写真家=は「上勝の薬草を広めていきたい」と意気込んでいる。