連日の寒波で凍り付いた神通滝=神山町上分

 連日の厳しい冷え込みが続く中、神山町上分の神通滝で25日、滝全体が凍り付く「氷瀑」が見られた。白く輝く無数のつららは人の背丈を超え、滝つぼからは雲のような氷塊が沸き上がっている。

 神通滝は鮎喰川上流の標高600メートル付近にあり、落差は約30メートル。神山町内に雪が降った20日ごろから徐々に凍り始め、24日に列島を襲った大寒波で滝つぼまでほぼ凍った。同日夜の滝周辺はマイナス6度まで下がり、積雪は25センチ前後あった。

 初めて訪れた稲室勝彦さん(73)=藍住町矢上=は、幻想的な氷の芸術を前に「自然の力と造形美に圧倒される」と話した。

 滝周辺の歩道整備などに取り組む「神通氷瀑保勝会」によると、氷瀑の出現時期は例年並みで、規模は通常よりも大きいという。