鹿サラミを考案した中田料理長=那賀町横谷の四季美谷温泉

 那賀町横谷の四季美谷温泉が、シカ肉のサラミを2月1日から販売する。ジビエ料理を家庭で手軽に楽しんでもらえるよう、包装紙にサラミを活用したチャーハンなどのオリジナルレシピも掲載。温泉の新たな土産品に育てたい考えだ。

 「鹿サラミ」は、シカのすじ肉を塩水に漬けて臭みを取り、丸1日干してから冷凍して熟成させ、ミンチにしている。柔らかい食感に仕上げるために豚肉を20%混ぜた。保存料は使用していない。中田雅之料理長(55)が考案した。

 レシピはピザやパスタ、サラダなど全部で9種類あり、それぞれ材料や作り方を写真付きで包装紙に載せている。250グラム入りで千円(税別)。電話注文も受け付ける。

 中田料理長は「サラミは、そのまま食べてもおいしいが、料理を引き立てる力がある。用意したレシピ以外にも挑戦してほしい」と話している。

 同温泉は県が認定する「うまいよ!ジビエ料理店」。2月3日から東京都江東区の東京ビッグサイトで開かれる食品見本市に、サラミや、煮込んだシカ肉を赤みそなどと合わせた「鹿味噌(みそ)」など4品を出品し、販路開拓を図る。