佐那河内村が新たに誕生記念品として採用した古代米=佐那河内村役場

 佐那河内村は、村役場に出生届を提出した住民に贈る誕生記念品を、村内で栽培されている古代米に変更した。2015年までは赤ちゃんの手形記録用キットを贈っていた。古代米は白米と一緒に炊くと赤飯のように色づき、おめでたいことから新しい記念品にした。

 記念品は、古代米の黒米と赤米(各100グラム)のセット。古事記で天岩戸を開けたとされる天手力男神(あめのたぢからおのかみ)が村内の神社に祭られていることにちなんで「縁起始米 開(かい)」と名付け、子どもの将来への期待と開運の願いを込めた。古代米の食べ方を紹介するしおりが同封されている。

 村が企業と共同で行う「古代米活用プロジェクト」で育てた米を使用し、子育て世代が村の豊かな自然環境や食の大切さについて考えるきっかけにしてもらう。担当職員は「一粒一粒に自然の恵みと栄養が詰まっている。親子で食べて、健やかに育ってほしい」と話している。

 同村では2015年、8人が出生した。