水道の給水管を調べる市職員ら=午前9時45分ごろ、三好市池田町馬路

 水道管の凍結により徳島県西部などで発生した断水は27日も続いている。徳島新聞のまとめでは午前11時現在、三好市902戸、阿波市230戸の計1132戸で断水。1300戸を超えていた26日からやや復旧した。両市や県は住民に飲料水の供給を続けるとともに、漏水箇所の調査や修繕を急いでいる。

 断水が続いているのは三好市池田町793戸、同市山城町109戸と、阿波市土成町宮川内地区など町北部の230戸。阿波市土成町浦池などの100戸と三好市山城町58戸、東みよし町中庄江口地区47戸は通水した。

 三好市には県の応援要請を受けた徳島、吉野川、小松島、阿南の4市が給水車計4台を配備。国土交通省四国地方整備局からは散水車1台が派遣された。

 519戸が断水している三好市池田町箸蔵地区では午前0時すぎから市職員7人が探知機を使って漏水箇所を調査。274戸が断水している同町馬路地区でも午前9時半ごろから職員16人が配水管や各戸の漏水状況を点検している。

 両地区には給水所が設置され、山城町では給水が必要な世帯に給水袋が配られた。

 阿波市は午前6時から午後9時まで市役所土成支所(土成町土成)で飲料水を提供するほか、本庁舎で企業や畜産農家を対象に給水を行う。土成町内五つの配水池に水を送る低区配水池の水位が上昇したため断水は解消しつつあるが、水の消費量が増える時間帯に再び水位が下がって断水する恐れがあり、予断を許さない状況が続いている。