自作した円盤を寺田さん(右端)から受け取る児童=神山町神領の神領小

 神山町の神領小学校の5年生19人がパソコンや3Dプリンターを使い作製していたフライングディスク(プラスチック製円盤)が完成した。同町のサテライトオフィス(SO)で働く3Dモデラー寺田天志(たかし)さん(33)が講師を務めた「ものづくり授業」で取り組んだ。

 円盤は直径26センチ。児童がパソコン上で物体の形状を作る「モデリング」をしてデザインした。寺田さんはそのデータをSO集積施設の神山バレー・SOコンプレックス(下分)にある3Dプリンターに入力して作った。

 29日の授業で、寺田さんが完成品を児童に手渡した。児童は最先端技術で作られた自分だけの円盤に大喜び。スギ間伐材で作った型とカラースプレーで星や風車などの模様を付けた後、飛ばして遊んだ。竹内竜介君(11)は「製作は初めてやることばかりだったけど、楽しかった」と話した。

 ものづくりの最先端機器を備えた市民工房「ファブラボ」の開設などを目指す町の神山メイカーズスクール事業の一環。2月15日からはSOのプログラマー本橋大輔さん(38)が広野小で小型無人機ドローンを紹介する授業を3回にわたり開く。