大粒で甘味が強く、皮ごと食べられるブドウの高級品種「シャインマスカット」の収穫が、美馬市脇町で最盛期を迎えている。
同市脇町西赤谷の藤川範之さん(51)方では約100アールで栽培。家族やアルバイトら7人が、1キロほどに育った糖度18度以上の房を丁寧に摘み取っている。
今年は梅雨明け後の日照時間が長かったため、例年より粒が大きいという。1日500~600キロ収穫。作業は9月末ごろまで続く。
美馬市脇町ぶどう生産組合では、6戸が約2ヘクタールでシャインマスカットを栽培。JAを通じて1キロ当たり千~2千円で県内や関西市場に出荷される。
シャインマスカットは県や市の「特選ブランド」に認定されている。