美馬市脇町のうだつの町並みにある市指定文化財・吉田家住宅の中庭で31日、一足早い節分の豆まきがあり、家族連れら約600人でにぎわった=写真。

 うだつまつり実行委員会の甘利稔会長や市観光協会のマスコットキャラクター「うだつまる」が、中庭南側の離れの2階から「福は内」の掛け声に合わせて豆をまいた。菓子や紅白餅なども投げられ、来場者は歓声を上げながら拾い集めた。

 江原南小学校3年の藤山心菜さん(9)は「たくさん拾えて楽しかった。節分の豆を食べて元気に過ごしたい」と話していた。

 同住宅で21日まで開かれている華道家假屋崎省吾さんによる華道展「うだつをいける~和美共感」の関連行事。