3月に鳴門教育大の大学院と学校教育学部の美術系コースを修了・卒業する学生の作品展が2日、徳島市の県立近代美術館と21世紀館で始まった。7日まで。入場無料。
大学院生15人と大学生6人が制作した切り絵や漫画、陶磁器など約60点が展示されている。宮沢賢治の短編童話「やまなし」を表現した水彩画や、3種の仏像をレリーフと立体像で表現した彫刻など、個性豊かな作品が並び、来場者は興味深そうに見入っていた。
夫と訪れていた鳴門市大麻町萩原、主婦手塚須美子さん(77)は「学生が作ったとは思えないほど素晴らしい作品ばかりで感動した」と話していた。