美波町西の地の自主防災組織「西の地防災きずな会」が旧町由岐老人福祉センター内で運営するカフェ「まったりカフェみなみ」が2日、リニューアルオープンした。早速、住民ら50人が訪れ、お茶や食事を楽しみながら交流を深めた。
カフェは、専用の調理室やカウンター席を新たに設け、きずな会の女性メンバー9人が食事を提供する。午前10時の開店とともに住民らが訪問。コーヒーやシフォンケーキ、日替わり定食などを味わい、世間話に花を咲かせた。今後、毎週火曜の午前10時~午後4時に開く。
町口和代さん(68)=西由岐=は「みんなで楽しく食事や会話ができてうれしい。また来たい」と話した。
きずな会は2014年10月、巨大地震などに備えて住民同士の絆を強めようと、カフェを開設。好評だったため、メニューや月2回だった開催日数を増やすことにし、要望を受けた町が調理室などを整備した。