徳島県内公立高校の2016年度入試のうち、スポーツや文化活動を評価する特色選抜の試験が4日午前、全日制の31校1分校で始まった。出願者数は計813人で、平均競争倍率は1・09倍(前年度1・12倍)となっている。
68人が出願した名西高校(石井町)では、引率の中学校教員や保護者に付き添われた受験生が続々と会場入り。午前9時半のチャイムを合図に、学力検査Ⅰ(国語、社会、英語)と検査Ⅱ(数学、理科、英語)に取り組んだ。午後から実技と面接に臨む。
全体の出願者の内訳は、トップスポーツ校指定校(20校)の指定競技が183人で、平均競争倍率は0・91倍。それ以外のスポーツや文化活動は630人で、1・16倍となっている。
また那賀、阿波西の両高校では同日、地元の中学生を対象にした連携型選抜の試験も行われた。那賀は28人、阿波西は49人が出願。県立みなと高等学園の1次募集の試験もあり、41人が出願している。