2年連続となるウオータースポーツの世界大会開催である。しかも昨年はラフティング、今年はウェイクボードと、競技が違う。改めて思った。三好市の吉野川の「偉業」ではないか

 ウェイクボードの世界大会はおととい、池田ダム湖で開幕した。「水がきれいで穏やか。ゲレンデ(競技場)としては世界一だ」とは、世界各地の水辺を知る同競技アジア協会の薄田(すすきた)克彦理事長の弁。千葉から移住するほどほれ込み、大会誘致に腐心した

 こうも褒められると、意気に感じずにはいられない。初日の競技を見た。アマチュアの予選だったが、さすがは国際大会。あの選手もこの選手も、繰り出す技は鮮やかで、豪快。思わず感嘆の声が漏れた

 空中の回転が決まれば「ナイスエア!」と英語実況が響く。水遊びを楽しみながら声援を飛ばす外国人客もいて、にぎやか

 きょうと明日は、世界ランク上位のプロが登場する。地元小学生チームの「イケダコイレブン」は初陣となる。いい演技を期待したい。天気予報では両日とも傘印が出ているものの、競技に影響はなさそうだ

 薄田さんは、ウェイクボードで三好をもり立てるのが目標だと言う。「残りの人生を懸けた大仕事」とも。愛好者は世界に3千万人いるらしい。会場に行こう。ナイスエアの向こうに、地域活性の可能性がきっと見える。