実技に備えて準備運動をする受験生=鳴門渦潮高校

実技に備えて準備運動をする受験生=鳴門渦潮高校

 徳島県内公立高校の2016年度入試のうち、スポーツや文化活動を評価する特色選抜の試験は4日午後、実技や面接が行われた。出願のなかった1校を除く30校1分校の受験者は813人で、平均競争倍率は1・10倍だった。

 定員60人全員を特色選抜で募集した鳴門渦潮高校のスポーツ科学科は66人が受験。午後の実技では、受験生が反復横跳びや上体起こし、ハンドボール投げなどに取り組んだ。

 県全体の受験者の内訳は、トップスポーツ校指定校(20校)の指定競技が183人で、平均競争倍率は0・91倍。その他のスポーツや文化活動は630人で、1・18倍だった。

 同日行われた連携型選抜の試験では、那賀は1人が欠席して27人、阿波西は出願した49人が受験した。県立みなと高等学園の1次募集の試験は1人が欠席し、40人が受けた。

 結果はいずれも13日に通知される。