徳島市の県立近代美術館で開かれている特別展「100万回生きたねこ-佐野洋子の世界展」(実行委、徳島新聞社、県教委主催)の来場者が31日、1万人を突破した。
1万人目となったのは同市八万町内浜の保育士日浦千裕さん(30)と長男穂(みのる)ちゃん(10カ月)親子。記念品として図録を手渡され、割石容館長らと記念撮影した。
幼い頃から絵本「100万回生きたねこ」が大好きだったという日浦さんは「懐かしくて温かみを感じる絵柄。子どもにも読んであげたい」と話した。
特別展では、ロングセラー「100万回生きたねこ」で知られる絵本作家・佐野洋子(1938~2010年)の手掛けた原画や銅版画など約130点が展示されている。2日まで。観覧料が必要。