徳島県は31日、徳島市の津田木材団地に四国横断自動車道・津田インターチェンジ(仮称、IC)が整備されることに伴って策定した津田地区の活性化計画の細部を検討する有識者委員会を設置した。県庁で開いた初会合で、現在埋め立て工事を進めている第3水面貯木場13・8ヘクタールを企業用地とする配置案を示した。
県の案によると、今後埋め立てる第2水面貯木場11・9ヘクタールは緑地・にぎわい拠点施設用地にする。2016年3月の活性化計画策定時にはなかった木質バイオマス発電所の建設地は、貯木場とは別の港湾関連用地9・6ヘクタールに配置する。
委員会では企業用地に関して県内外1500社に立地の意思を確認するアンケートを行っていることも報告された。企業用地の区画割りや分譲対象業種などについては今後話し合う。