江戸時代後期以降のひな人形などが並ぶ「ひな人形の世界」展=徳島城博物館

 徳島市の徳島城博物館で6日、企画展「ひな人形の世界」が始まった。江戸時代後期以降のひな人形や関連資料など約40点で、近世・近代のひな飾りの様式の移り変わりを紹介している。4月3日まで。

 江戸幕府御用びな司の岡田次郎左衛門に由来する丸顔の「次郎左衛門雛(びな)」や、蜂須賀家伝来で幼児の枕元に身代わり人形として置かれた「天児(あまがつ)」など、数々の逸品を展示。

 昭和初期の豪華な「御殿飾り」や、100種類のひな人形を紹介した大正期の図鑑「雛(ひな)百種」なども並ぶ。来場者は、ひな人形の顔立ちの違いを見比べたり、衣装や装飾道具に見入ったりしていた。

 堀川弘子さん(56)=阿波市土成町高尾、主婦=は「時代によって大きさや衣装などが全然違っていて、歴史を感じる」と話した。

 今月28日と3月5日の午後1時半からは、学芸員の展示解説がある。