子や孫の健やかな成長を願い、手縫いの飾りをひな人形の横につるす「つるし飾り」の作品展が12日、徳島市のアミコ専門店街1階シンボル広場で始まった=写真。3月3日まで。
徳島市で飾り制作の講座を主宰する原田成代さん(67)=阿波市吉野町柿原=と、受講生でつくる「結の会」のメンバー30人が50点を展示。着物の端切れで作った縁起物の鶴や亀、ハイハイする赤ちゃんをかたどった「はい子人形」などが、高さ約2・5メートルの7段飾りを彩っている。
買い物客らが足を止めてじっくり鑑賞したり、記念撮影を楽しんだりしていた。吉岡泰子さん(63)=徳島市川内町大松、主婦=は「初めて見たけど、華やかでかわいらしいですね」と話した。