鳴門市北灘町の産直施設・JF北灘さかな市で13日、地元産の鳴門わかめと養殖カキを格安で販売する「新わかめ祭り&牡蠣(かき)祭り」が始まり、約4300人の人出でにぎわった。14日まで。
収穫されたばかりの新鮮な鳴門わかめを、市価よりも4割ほど安値で販売。生ワカメと茎ワカメの詰め放題コーナーが特に人気で、来場者は競い合うようにビニール袋いっぱいに入れていた。
ウチノ海で養殖されたカキも今が旬。焼きガキやカキフライ、牡蠣めしなどが売り出され、プルプルとした独特の食感と濃厚な味を求めるファンが、長い列をつくっていた。
会場では、ワカメ入りの「漁師のふるまい汁」が無料で配られたほか、豪快なマグロの解体ショーなどもあった。小松島南小学校5年の井内康輔君(11)は「焼きガキがおいしかった。ワカメはしゃぶしゃぶにして食べたい」と笑顔だった。