吉野川市山川町建石のいんべアートスペースで「さんかいめのひな祭り展」(いんべの里地域活性化実行委員会主催)が始まった。市内外から寄せられた約千体のひな人形が飾り付けられ、来場者を楽しませている。3月末までの土日曜と祝日に開かれ、平日も予約すれば見られる。
会場には豪華絢爛(ごうかけんらん)な8段飾りをはじめ、布製の鯛(たい)などの縁起物をひもでつり下げる「つるし飾り」、面長で切れ長の目が特徴の江戸時代の「享保雛(きょうほうびな)」などがずらりと並んだ。来場者はかわいらしいひな飾りをじっくりと見たり、記念撮影したりしていた。
長女と訪れていた篠原陽子さん(38)=同市山川町川田、主婦=は「大きなひな壇がたくさんあり、迫力を感じますね」と話した。
2014年に始まり、今年で3回目。問い合わせは阿波和紙伝統産業会館内の事務局<電0883(42)6120>。