公募で選ばれた小中学生も出演した吉本新喜劇=鳴門市文化会館

公募で選ばれた小中学生も出演した吉本新喜劇=鳴門市文化会館

 市民参加型の吉本新喜劇(よしもとクリエイティブ・エージェンシー主催)が14日、鳴門市文化会館で開かれた。公募で選ばれた県内の小中学生8人がタレントと共演し、約1600人がコミカルな演技を楽しんだ。

 演目は「鳴門熱血物語」。西川忠志さん演じる熱血教師が生徒にけがをさせ、末成由美さん演じるPTA会長から辞職を迫られるというストーリーで、市文化会館の名誉館長を務める石田靖さん、池乃めだかさんらが出演した。地元グルメ「鳴(なる)ちゅるうどん」や「鳴門の渦潮」などを盛り込んだせりふも飛び出し、客席から大きな笑いが起きた。

 オーディションで選ばれた小中学生8人もダンスや手品などの特技を披露して劇を盛り上げた。出演した川内北小6年の伊木さくらさん(12)は「とても緊張したけど楽しかった。また出たい」と笑顔で話した。

 新喜劇に先立ち、博多華丸・大吉さんらの漫才もあった。