連日の猛暑で売れ行き好調だったエアコンの販売コーナー=徳島市のエディオンタクト店

 7、8月の記録的な猛暑の影響で、徳島県内の夏物商戦はエアコンなど一部で活況を呈した。一方、熱中症を恐れ、外出を控える人が多かったため、屋外施設の人出は前年を大きく下回った。

 徳島市のワークスタッフ田宮プール(田宮公園プール)は、7月10日~9月2日の来場者が4万7903人と前年比12・8%減だった。担当者は「7月下旬から8月にかけて35度以上の暑さが続き、小さな子どものいる家族が利用を控えたのでは」とみている。

 徳島市の小松海水浴場は、開設期間(7月14日~8月14日)の人出が前年比15・9%減の2万200人。とくしま動物園の入園者は、7月が前年比44・7%減の4310人にとどまった。集計中の8月も前年(1万2035人)を下回る見通しという。

 徳島市南島田町の大手家電量販エディオンタクト店は、今夏のエアコンの売り上げが前年比で約20%増えた。熱帯夜(最低気温25度以上)が記録され始めた6月下旬に買い換え需要が急速に高まり、同月は前年比30%増。扇風機の売り上げも約20%伸びた。田部寿店長代理は「熱中症予防のために長時間使用を考え、割高でも省エネ型の商品を選ぶ人が目立った」と話した。

 県内大手スーパーのキョーエイ(徳島市)では、ミネラル水やスポーツ飲料の需要が高かった。西日本豪雨の影響で品薄状態が続いたため売り上げは横ばいだった。

 高橋ふとん店(松茂町)は、肌触りがひんやりとした素材を使った敷きパットや掛け布団、タオルなどが好調だった。