兵庫・徳島「鳴門の渦潮」世界遺産登録推進協議会は18日、鳴門市の県鳴門合同庁舎に「鳴門海峡の渦潮を世界遺産へ」と記された懸垂幕を設置した。
懸垂幕は高さ13メートル、幅0・9メートルで、4階建て庁舎のエレベーター部分の外壁に掲げた。鳴門海峡をイメージさせるさわやかな青地に大きく文字を書いて、登録への機運を盛り上げている。
兵庫県側でも同県淡路県民局をはじめ、南あわじ、洲本、淡路3市の庁舎に同じ文言の懸垂幕を掲げた。推進協は徳島、兵庫両県などが渦潮の世界遺産登録に向けて2014年12月に設置。渦潮の価値を明らかにする学術調査や普及啓発活動に取り組んでいる。