最優秀賞に輝いた徳島北高校の放送部員=同校

 選挙権年齢の18歳以上への引き下げを受け、徳島県選挙管理委員会や県教委が「18歳選挙権」をテーマに募集していた啓発動画の優秀作品が決まった。高校・大学生からの応募が大半を占め、徳島北高校(徳島市)の放送部が最優秀賞に輝いた。

 最優秀は「1票で変わる未来」と題された約30秒の動画。候補者2人の得票数が1万票ずつの状況で、女子高校生が当落を決める最後の1票を投じる設定で「この1票で変わる何かがある。未来を変えにいこう」と訴えている。

 実際の選挙では投票時の得票数は分からないが、1票の大切さを強調するため架空の設定にした。部長の明口(あけぐち)留奈さん(16)=2年=は「自分が投票してもしなくても結果は変わらないという無力感が若者の投票率低下の一因だと考え、そのイメージを覆したかった」と話す。

 部員15人で演出を考えて撮影する過程で、薄かった政治や選挙への関心が高まったという。動画で主人公を演じた大畑夢乃さん(16)=2年=は「同年代の若者に見てほしい」と呼び掛ける。

 28点の応募があり、高校生から15点、大学生から8点が寄せられた。

 優秀作品は21日午後2時から徳島市のとくぎんトモニプラザである表彰式で上映され、県選管のホームページにも掲載される。