牟岐町商工会女性部が、地元特産のヒジキと細ネギを使ったご当地グルメ2品を考案した。同町沖の出羽島などで3月1~27日に開かれる「牟岐・出羽島アート展2016」の会場で販売し、新しい名物として定着を目指す。
ご当地グルメは、ヒメヒジキを刻んで練り込んだ生地で、イチゴやユズのジャムなどを包んだ「ヒジキクレープ」と、細ネギをたっぷり入れたお好み焼き風の「牟岐ネギ焼き」。和田三千代部長(67)ら部員約10人と、アート展総合ディレクターの小栗加代子さん(70)が、2カ月かけてレシピを完成させた。
ヒジキクレープは150円、牟岐ネギ焼きは300円の予定。アート展会期中の土日曜に、出羽島漁港で調理をして販売する。終了後は、町内の飲食店に働き掛けてメニューに加えてもらう。
和田部長は「ご当地料理として定着させ、ゆくゆくは町内のどこでも食べられるようになれば」と話した。