花粉症対策商品が並ぶ特設コーナー=徳島市北田宮1のキリン堂田宮店

 本格的な花粉症のシーズンを迎え、徳島県内のドラッグストアや雑貨店では、花粉症に悩む人たちの姿が目立っている。県内の花粉飛散量は、例年より少なかった昨年の2倍と予想されており、症状を和らげるサプリメントや多機能のマスクがよく売れている。

 キリン堂田宮店(徳島市北田宮1)では、目薬やマスク、点鼻薬などの特設コーナーを2月上旬に設けた。ここ数年は、アレルギー症状を抑える効能があるとされるサプリメントや、鼻に入った花粉を洗い流す洗浄液といった内服薬以外の商品を買い求める人が増えているという。

 担当の薬剤師は「症状を軽減するには早めの対策が肝心。どの商品を選べばいいのか悩んだときは気軽に相談してほしい」と話す。

 徳島ロフト(同市寺島本町西1)は、昨年より商品数を2割増やしたコーナーを設けた。

 商品の約7割を占めるのはマスク。「おしゃれに乗り切りたい」という若い女性客が多いためで、紫外線をカットする機能が付いていたり、顔が小さく見えるデザインだったりとさまざまな商品が並ぶ。食事の際にマスクを収納するケースも人気だ。

 ケーズデンキ徳島沖洲店(同市北沖洲1)では、空気清浄機の売り上げが前年と比べて1割増えた。加湿機能付きや、運転音を低減した商品が注目を集めている。

 環境省によると、県内の今年の飛散量は例年並みだが、昨年との比較では約2倍になる見込み。スギ花粉は3月下旬にピークを迎え、気温が高く風が強い日は注意が必要だ。