さまざまな手工芸品を集めた「徳島クラフト創作展」(徳島現代クラフト協会、徳島ハンドクラフト協会主催)が24日、徳島市のそごう徳島店で始まった。3月1日まで。
両協会に所属する教室の講師や生徒ら約100人が、西洋陶器やフラワーデザイン、編み物、パッチワーク、藍染など1200点以上を出品。即売もしている。
白い籠に生けた色とりどりのチューリップを表現した西洋陶器の置物は、籠の形を作った後、花を1本ずつ挿して色を付けた労作。本藍染矢野工場(藍住町)で染めた布を使ったフラワーアートの大作もあり、来場者は熱心に見入っていた。
美馬市脇町の田村千恵子さん(66)は「どの作品も細部まで丁寧に作られていて素晴らしい」と話していた。
両協会の合同展は2回目。収益金の一部は日本赤十字社県支部などに寄付される。