国公立大2次試験の前期日程が25日午前、徳島大、鳴門教育大を含む全国161大学554学部で始まった。県内の両大学では計1633人が午前の試験に臨んだ。
全国の志願者は25万8192人。募集人員に対する志願倍率は、昨年と同じ3・2倍となっている。徳島大には2011人(平均競争倍率2・8倍)、鳴教大は225人(3・4倍)が志願している。
徳島市の徳島大常三島、蔵本両キャンパスでは午前9時半から順次、国語と数学、複数科目にまたがる知識や表現力を問う「総合問題」の試験が始まった。
午前の受験者は1501人で、学部別の内訳は総合科学168人、医284人、歯57人、薬243人、理工(昼間)402人、理工(夜間)244人、生物資源産業103人。
鳴教大では午前9時から132人が学校教育学部の小論文に挑んだ。
午後からは、徳島大では理科と英語の筆記試験のほか、面接を行う。鳴教大では面接と音楽や体育などの実技試験がある。26日は徳島大で医学部医学科と歯学部歯学科、生物資源産業学部の面接、鳴教大で一部専修の筆記試験と第2志望の専修・コースの面接がある。合格発表は鳴教大が3月7日、徳島大が8日。
後期日程は3月12日以降に141大学452学部で行う。徳島大、鳴教大はともに12日。一部公立大の中期日程は同8日以降に14大学14学部で実施される。