自転車でオフロードを走る大会「阿波シクロクロス」(四国阿波シクロクロス実行委員会主催)が、東みよし町西庄の公園・ぶぶるパークみかもであった。県内外から愛好家149人が参加し、吉野川沿いの悪路を疾走した。
年齢や経験、男女別など16部門で、1周1~2キロの特設コースを制限時間内にどれだけ走れるかを競った。参加者はぬかるみで巧みにハンドルを操ったり、急坂で顔をゆがめながら自転車を担いだりして、激しいレースを繰り広げた。
男性初級者クラスを制した藍住町住吉、自転車店従業員山本晋之介さん(23)は「前日に降った雨と強い風でタフなレースになった分、達成感は大きい」と汗を拭った。
大会はサイクルスポーツの競技人口を増やそうと、2014年から開かれている。