日本郵便四国支社(松山市)は26日、徳島県内の沿岸部にある郵便ポストを対象に、最寄りの津波避難場所を記したシールの貼付を始めた。3月10日までに徳島市や美波町など県内8市町の175カ所に貼り、避難場所の周知に役立てる。
シールは縦14センチ、横9・5センチ。緑と白で津波避難ビル・場所を示すマークが描かれ、避難場所が記されている。
徳島市八百屋町1の徳島中央郵便局では、職員が「最寄りの津波避難ビル 徳島中央郵便局」と書かれたシールをポストの前面に貼った。市内の対象ポスト70カ所にも集配担当者が順次貼って回る。
シールの貼付は、同社の防災活動の一環。郵便をポストに投函する際に避難場所を確認してもらおうと2013年度から行っていて、これまでに高知と愛媛の沿岸部に計224枚のシールを貼っている。