1万6千本の梅が咲く神山町の通称・阿川地区で、恒例の「阿川の梅まつり」が28日から3月21日まで開かれる。梅干しの種飛ばし大会や創作料理が並ぶパーティー、スタンプラリーなど多彩なイベントがある。
28日は午前11時から同町二ノ宮地区の二之宮八幡神社で開幕行事があり、阿川芸能獅子保存会の獅子舞や餅投げがある。
3月6日は旧阿川小で午前9時から健康ウオーク、午後1時から種飛ばし大会がある。いずれも無料。午後5時からは町地域おこし協力隊員が企画した「神山ルビィ 樽解禁パーティー」(会費1500円)が同町神領の交流施設・里山みらいで開かれ、梅干しと魚を使ったしゃぶしゃぶなどの創作料理が楽しめる。13日は午前10時から新聞紙で作ったバッグを片手に阿川地区を約4キロ歩いてスタンプを集める「お出かけラリー」がある。無料。
実行委によると、梅は現在、五~八分咲きで例年より20日ほど早い。森敏さん(66)=農業=は「初日から満開に近い花が楽しめそう」と、来場を呼び掛けている。問い合わせは実行委<電088(678)0332>。